22/03/31 *暴風雨で帰宅できなかった日の事
3月16日、大きな地震が発生しました。
この後、一部の地域で停電が発生。
私の家(地区)も停電。
更に、3月21日には、
初の電力需給ひっ迫警報が出され、電気と生活について考える3月後半でした。
<<停電>>
今回の停電時には活用することはなかったのですが、
すごく小さい停電対策を少しだけしています。
その一つがこちら。↓
予想以上の暴風雨で、建物から出られなくなり、
その付近にいた人達と、一晩、避難のような形で過ごした経験があります。
今まで経験したことがない強い雨と風。
窓から、看板のようなものや、木(!)が飛んでいるのが見えました。
いや、大きな枝だったかもしれませんが、とにかく飛んでいます。
外には一歩も出られない状況です。
そんな中で、停電。
季節は夏。
しばらくして気がついた。
「エアコンも扇風機も使えない。そして窓が開けられない!」
冷静に考えれば当たり前のことなのに、
暑いからエアコンつけよう→あっ、停電だった。
エアコン使えないから扇風機使おう→あっ、停電だった。
停電でエアコンも扇風機も使えないから窓開けよう→暴風雨で開けられません。
なんて会話が2回くらい交わされて。
全員冷静で、動揺はしてなかったと思います。
でも、普段と違う状況がしっくりくるまでは、
一見のん気にも聞こえるような、アレ?そうだっけ?そうだった!という会話がしばし続きました。
やっぱり、普段とは違う何かが、そんな間の抜けた会話につながったのだと思います。
幸いだったのは、その建物の部屋や廊下が広く、息苦しい感じではなかったこと。
時折廊下に出て息抜きしつつ部屋で過ごし、翌日には帰宅できました。
ほんの一晩で済んで、ほんとによかった。
これが数日続いたら、
暑さで心身不調をきたす人も出てきただろうし、
一晩だから何とかなった食料も、すぐに底をついたと思います。
外との連絡も思うようにいかないとなれば、どうなっていたか、と。
とても大変な経験だったとは言えない、少し怖かった程度のものでした。
でも、この経験でも、活かせることはある。
まだまだ、生活に取り入れていることは、ごく少しですので、
先日の地震も教訓として、工夫を一つでも増やしていきたいと思っています。
~GreenTea~