22/04/19 *憧れだったツアコン
こんにちは。
✿管理人✿GreenTea✿です。
お題に応募はしませんが、英語にまつわる思い出話をひとつ。
私と友人で、ヨーロッパ旅行へ。
私も友人も、英語ですら話せるのは挨拶程度、ヨーロッパの言葉は挨拶すら知りません。
ということで、念の為、ツアーを予約。
「ホテル・移動あれこれ・食事付、
日本人ガイドが成田から同行、現地では日本語対応のガイドもつきます。」
という、なかなかいたれりつくせりのツアーでした。
日本人ガイドさんは、我々と年齢が近いこともあり、
移動中、席が近い時などは冗談を言い合ったり、おやつの交換をしたり、
期間の制限はあるけれど、お友達とまではいかないけれど、なんだか気が許せる間柄になっていました。
復路、飛行機にて。
機内でも席が近くなり、寝ている時と、食べている時以外はちょくちょく話をしていました。
途中、小声でガイドさん一言。
「実は、辞めようかなあ、と思っているんだ。この仕事。」
えっ?えーっ!!!
楽しかったですよ、頼もしかったですよ。
お客側である私(我々)にとっては、文句なしのガイドっぷりでしたよ。
お客様に、復路とはいえツアー中に、「辞める」というのは、プロとしてはいけない行動だったかもとも思います。
でも、当時、若かったこともあってか、
まるで先に就職した学校の先輩から相談を受けたような気分で。
力になりたいけれど、多分、力にはなれない。(自分たちに解決する力はない)
今出来ることは、聞くことだけ。
もし、話して少し楽になるようだったら、聞きます。どうぞ、と。
ガイドさん、「ごめんね、こんなこと言っちゃって。」
その後、辞める辞めないの話は出ず。
ガイドさんも、話していけない(相手は客)と思ったのかも。。。
当時、今以上に旅行会社は人気があり、
ツアーコンダクターも、みんなの憧れの職業の一つでした。
私も「英語ペラペラで体力あったらツアコンになったのになー。」なんて冗談めかして言ったりもしていました。
帰国して、友人とも色々と考えて。
海外に沢山の人を連れて行くなんて、何かと大変だったのだろうね、と。
実際、ツアー中にちょっとした問題が発生もしたし、その対応も一人でやっていたのかもしれないね、と。
あのガイドさんはどうしているかな。
今も、英語での仕事、や、海外旅行というワードが出ると、
ちょっと思い出す出来事でした。
✿✿✿GreenTea✿✿✿